
昨日は、ブルグミュラーコンクールの課題曲を勉強していました。
今日は、私が「なぜコンクールをおすすめするのか」についてお話ししてみたいと思います。
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■ コンクールは、演奏力も心も大きく育ててくれる場所
発表会やステップも、人前で演奏するという意味では同じです。
暗譜をしたり、間違えないように弾いたり、準備も真剣に取り組みますよね。
でも、コンクールは順位がつくという点で、ちょっと特別です。
「どうやったら伝わる演奏ができるだろう?」
「聴いている人の心を動かす演奏って、どんなだろう?」
そんなふうに、自分の音ともっと深く向き合うことができます。
“間違えずに弾く”のその先へ。
妥協せずに音楽を追求する時間が、ぐっと演奏力を引き上げてくれます。
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■ 簡単じゃないからこそ、得られるものがある
もちろん、その過程は楽しいことばかりではありません。
思うように弾けなくて悔し涙を流したり、
気持ちが追いつかなくて周りに当たってしまったり……
そんな日も、子どもたちにはあります。
時には、おうちの方から「喝!」を入れてもらう日もあるでしょう。
でも、それも含めて“挑戦の道”なんです。
・壁に向き合ったという自信
・応援してくれる人の存在への感謝
・やり抜く力と、心のタフさ
どれも、ピアノだけでなく人生の中で大きな力になってくれると私は信じています。
だから私は、結果以上に「その子がどんな過程を歩んだか」を大切にしています。
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■ 音楽の道に進まなくても、挑戦する価値がある
「将来ピアノで進学したり、音楽の道に進むつもりはないから……」と
参加を見送ってしまうのは、少しもったいない気がしています。
コンクールは、ピアノを習っている子どもたちみんなに開かれている学びの場。
一定のレベルに達しているなら、ぜひ思い切って挑戦してみてください。
心に残る経験になると思います😊
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私の教室では、コンクールを「評価の場」ではなく「学びの場」として考えています。
興味のある方は、いつでもご相談くださいね。
子どもたち一人ひとりの成長に、ぴったりの道を一緒に探していけたら嬉しいです♪