だいぶ経ってしまいましたが、12月に発表会がありました!
発表会では「なるべく他の人の演奏も聴こうね」と伝えます。
先生としてはどの生徒もこの日まで一生懸命練習してきているし、全員の演奏をみんなに聴いてもらいたいのです。
それに他の人の演奏を聴くことで、挑戦したい曲を見つけたり、表現の仕方を学んだり、静かに座っている練習になったり、そんな勉強をする機会になります。
でも発表会は長いのです。
プログラムは選曲や曲順など、毎年単調にならないように頭をひねっていますが、小さいお子様には大変な時間です。
みなさん工夫しながら過ごしていたことと思います。
私も子どもの頃、習っていた教室の発表会でずっと聴いているのは辛く、ロビーに出たことがあります。
当時同じ教室に憧れの大学生のお姉さんがいたので、母に「お姉さんの番になったら教えて!」と言いました。
それで叱られました。
「そんな大きな声でお姉さんの番になったらなんて、みんな頑張ってるんだよ!」と。
母が言いたいのは「全部聴きなさい」ということではなく「思いやりを持ちなさい」ということでした。
みんな同じように頑張っていること、まだ緊張して自分の出番を待っている人がいること、子どもの私は言われないと気が付きませんでした。
そのときに教えてもらえて良かったです。
子どもは特に、教えないと気が付かないことが多いかもしれません。
教えてもテンションが上がってしまってずっと静かにとはいかないかもしれませんが、それでも知っているのと知らないのとでは違うことがあるでしょう。
うちの子たちもまた然り。
舞台の上での成長はもちろんですが、それ以外での成長もできる会でありたいと思います。
最後に晴美先生との連弾の写真です♪
楽しかった〜(^^)
